ひとがたルイン
メーカー名 Studio e・go!(スタジオ・エゴ)
メディア DVD-ROM
プロテクト名 No Protect
総合判定


ST CH SY MU CG 合計 平均
52 58 70 52 48 60 340 56.7
D D C E D D D


ストーリー 52点
うぅ〜ん、がくパラから比べると面白さにかけると思いますがそこそこでしょうねw
エゴ作品に多い、基本ルート観念っていう奴がかなり尾を引いていると思います。
基本=>固有=>基本ルートというストーリーの流れを常に使い続けているため最終的なエンドが微妙に分からない上にいつフラグが立つのかちょっと分かりません。
そういう意味ではちょっとストーリーは今後改善を要求したいと思います。^^;
ストーリー自体は、章ごとの区切りがあり、話としてはありな展開ですが掘り下げられていない感じもあったり、またキャラクターのエンドのために必要なアイテムとか沢山あって大変です。が割とサクサク進めることが出来るのは良いでしょう。


かつて、この世界には7つの氏族が存在しており、互いに覇を競っていたという。
やがて彼らは互いに滅ぼしあい、あるいは自滅してしまい最後に残されたのが、
現在の王都サンテルマを治める一族である。

だが永き時を経て、滅ぼされた氏族の呪いは解き放たれ、それは『災厄』となりて
サンテマルテの王都を襲わんとする。

迎え撃つは、サンテルマを勝利に導いたと言われる古代兵器『マクリウム』と、
王女の信頼篤い考古学者。

果たして、彼らは全ての災厄を退けることが出来るのか。

っていうのが公式にあるストーリーなんですが・・・・・。実際のとこかなりあっさりしていますw
あまり長々としていませんし、重厚とも言えないので特別良いところも見当たりません。
及第点っていうところでしょうね。
これから希望するストーリーは・・・・・。

パラダイスロストみたいなストーリーを希望したいですね〜。SLGとか作りすぎなんでもう少しAVGなども作って欲しいです。


キャラクター 58点
キャラクター原画は、お馴染みの山本和枝氏。
どのキャラクターも見たことがあります。
まぁ性格や家柄もバラバラ。王女から古代兵器、亜人種、悪魔か魔人のハーフも居たりとかなりトリッキーですw
また男と偽って騎士道を突き進む奴も居るし・・・・人形も居るし〜結構おかしいけどねw
がくパラの方がキャラクターが良い感じだったけどその後からまたキャラクターが戻っている感じがします。
会社の方針なのかもしれませんが、もう少しチャレンジしたキャラクターや新しい原画を起用してみるとかのチャレンジもしてほしいと思いますね。

サブキャラが魅力的なのはいい所でしょう。男性キャラは、数が少ないうえに特徴と言う特徴が無いため目立ちにくいです。その点、サブキャラの女性の方が魅力的なんで目に止まるのは大方こちらの方でしょう。


システム 70点
エゴ初となる横スクロールアクションゲームです。
ゲームを通しても珍しいタイプですが面白かったのでこれは高く評価したいですね。
全キャラクターのエンディングを見るために何度も何度もプレイするとどうしても同じマップを何回も何回もプレイするのが凄く面倒くさいです。そこをもう少し、キャラクターによってマップが変化したりすると良かったかなぁ〜っていうのが正直な感想のところ。
今までのアクションゲームとかは経験値によって必殺技などを覚える事が定説でしたが、これは必殺技を買うことで覚えるのでかなり使えましたが。
もう少し考えを伸ばして、必殺技の売買も出来ると嬉しいかなぁ〜って思います。そうすることによって資金の使い道や相手によって技を使いまわすといった手もあったんじゃないかと。
操作性は簡単でやりやすいです。まぁゲームオーバーも無いので初心者にとってもやりやすかったと思います。
こういうゲームは面白いのでこれからも出して欲しいと思います。

システムですが・・・・かなり細かい設定が可能です。
また自分のPCのスペックも判明します。(ある意味おまけ的)これを使えば簡単に自分のスペックを知る事が出来るしょう。
ありがたいのが、ボイス設定でしょうか。
最近、徐々に普及しつつある主人公のボイス。細かくボイス設定がされているのでその状況に応じた設定が出来ます。

セーブ・ロードともに20個ずつと若干数が少ないですが、まぁゲームを攻略する上では足りると思いますが人によっては足りないと感じるでしょう。(多いに越したことはありませんが・・・・。)
メッセージスキップなどはキーボードの丈夫にあるショートカットキーで出す事が出来ます。

F1 バージョン情報
F3 メッセージスキップ
F7〜F11 各種の環境設定
ALT+F4 終了
ALT+Enter フルスクリーン


Hシーン 52点
メインキャラのHシーンは2つずつ。
サブキャラクターのHシーンは短いのが4つと数的なことを言えばサブキャラのほうが断然多いw
また初Hの方が長さ的には若干長く2回目の方がかなり淡白な感じがする。ただ、サブキャラのリアに関しては最後のHの方が尺的な感覚から言えばかなり長いです。
なんとしても、抜きたいと思う場合は押したいのが「カリン」というサブキャラクターなら抜けるかもしれないですね〜♪


音楽 48点
ストーリー自体は、中世的なものを感じるのでそれを汲んだ音楽が中心になっています。
特に、「剣舞の城」や「優雅な世界」などでその流れを強く感じる事と思います。
全曲数は21曲。BGMに関してはほとんど記憶に無いというのが正直なところ。
んじゃ、曲のほうですが・・・・。
END曲がついてるぅ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いやぁ〜マジでついてる。(嬉
それ以外の感想がEDに関してほとんど無い・・・・なぜなら・・・・ED曲が入っているだけでも凄い事ですから!!!!!!!!!


OPに関してですが・・・正直、あれはどうでしょう。もう少しゲームのイメージを掴みやすくするためにも曲調や歌詞も考えるべきだったのではないかな〜って思います。
あれでは、ユーザーが先行しているゲームのイメージとかなりかけ離れています。^^;


CG 60点
CG総枚数(パターンCGなどを除く) 112枚
Hシーン使用CG枚数  40枚(35%)

こうみるとHシーンに使用されたCGの割合は低いんですよね。また、CG全体として綺麗だと思います。
ただたまぁ〜に、「あれ?こんなキャラクター居たっけ?」って思うようなのがある1枚のCGに見られます。気にしなければ気にならないのですが管理人はかなり濃く気になりましたw


総評 340点
とりあえず、手元にあったのでレッツ!プレイ!って思って早速起動させて見ました。
んでインストール完了してさぁ!これで始める事が出来るぞ!
って思ったら早速ですが・・・・・。

OP曲にやられました。orz

俺は無理・・・・っていうか耐えられません。一度消してしまいました。^^;
んでもってもう1回起動してしまいましたw
気を取り直して再プレイをしてみました。序盤は、そこそこの流れでゲームが進行。
干し肉大好きで掃除嫌いな女性が居たり、博物館に堂々と現れる変人さんとか・・・。(おぃ
その後、このゲームのメインとなる横スクロールが始まって、「おぉ!ついにきたか!」って思ったんですが・・・・。
そのシステムがかなり昔風のやつだったのでどうにもこうにもコメントに困りました。orz

さらにプレイをし続けると、エゴお得意の基本ルート系のストーリーにがっくりしつつ、サブキャラに萌え?つつプレイを続けましたが・・・・難易度の変更も出来ないので最後の方はつまんなかったです。
おまけにキャラクターを全体的に眺めると・・・・・。
ディアーナとかジークリットとかエリーの他には、カリン・エーベル以外はアウトオブ眼中〜♪

まぁ〜マクリウムは論外!!!!!!!!!
幼すぎる・・・・ロリにもロリ過ぎるだろ・・・・。orz
あぁーーーー付属してセイカも論外。
動物系に欲情するほどの人間じゃぁ〜無い。

んでとりあえずクリア〜した!と思って攻略ページを調べてみると・・・・・。


なにーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
エンディングが二つも存在しているのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?????????????????
ってことで完全にやる気が失せてしまいました・・・・。
さほど変化しなさそうなので・・・そのままやめました。(おぃ



んで、プレイし終わった後は・・・・まぁストーリーの薄さもありましたが、消化不良は起こさずに済みましたが無理矢理エンドに持っていったりしたのもあってなんとも言いがたい内容でしたね♪
やっぱり、ストーリーの全体的な展開の方法を見直して欲しいと心底思っています。理由は多々ありますが、やっぱりこれだけのシステムを持っているわけですからもう少しストーリーの展開が良ければもっと評価されたのでないかと思います。

システムは、横スクロールと使い勝手や分かりやすい!っていうのが揃っていて良い感じでしたが。
まだまだ改良の余地ありっていう感じがします。
例えば・・・難易度の設定変更とかアクションプレイマップの増加とか使用キャラクターを増やしたり、援護系のマクリウムの有用性とかも考えるべきだったと思います。
アクションパートをすればするほど、あっさりクリアできます。また、マクリウムの強さが一切発揮されません。それに単純にボスを倒せば良いのでその道中で出会う敵を倒さなくてもボスのところまで行ければ倒せるというのももう少し考えて欲しかったかな。
また、奥義っていうか必殺技っていうのが購入できるって言うのは良いシステムだと思うんですが。
もう少し考える事もあると思います。ゲージもなしに奥義を使えるって言うのは奥義のありがたみが一切感じられません。

OP曲の重要性も考えると共にゲームのイメージを損なわない曲作りキャラクターデザインや原画などももう少しチャレンジすることを要求します。まぁ失敗するかもしれませんがw

無難といえば無難な出来という感じです。もう少し上を目指せたんじゃないかなぁ〜っていう感じがします♪